朝早くに雨が降り、雨が止んだ後も、午前中は無風。
ゴージまで来て・・・風待ちです。
天気が良くなり、そよ風が安定してきた後、レース開始。
レース開始前くらいから、いいブローが入ってきて、
順風〜強風のコンディションで、10〜12の3レース消化しました。
レース結果は、こちら。
日本チームの成績は、以下の通りです。
2862 佐藤/村岸組 25-19-22-7-[27]-9-19-19-7-[36]-16-11 暫定 16
2765 田中/田中組 17-40-37-4-22-16-3-33-17-[44]-40-[41] 暫定 25
2736 山村/吉田組 35-28-29-[60/BFD]-18-18-21-24-16-24-[43]-29 暫定 27
2395 本吉/斉藤組 28-43-[60/DNF]-25-13-35-39-34-[46]-41-46-22 暫定 38
2880 池田/井上組 38-[47]-40-[60/BFD]-35-19-35-47-41-42-45-32 暫定 40
2709 野嶋/米本組 40-44-41-[60/BFD]-11-51-50-[57]-40-35-36-36 暫定 41
2881 軽部/軽部組 33-42-50-[60/BFD]-37-48-13-35-43-49-[52]-48 暫定 46
2745 関口/上松組 39-50-43-20-49-52-44-48-[53]-[56]-48-53 暫定 52
2867 池田/秋吉組 37-[57]-46-[60/BFD]-46-44-48-29-52-55-50-49 暫定 53
2866 渡辺/中野組 53-54-[60/DNF]-18-51-41-46-[59]-54-54-53-50 暫定 54
2396 山本/山本組 46-51-48-37-44-54-55-50-56-53-[60/DNF]-[60/DNF] 暫定 56
予定の12レースのうち、10レースが終了。残り2レースとなりました。
いよいよ明日は最終日。
日本チームの頑張りに期待したいですが、
優勝争いにも目が離せません。
今日は、2765 田中さんにレポートを書いていただきました。
レィディ空けの4日目です。
朝方まで雨が残り、雲が低く垂れこめていました。
午前中は、ゴージでもこんな日があるのかというくらい凪いで、風向が定まりません。
今レガッタ初めての陸上AP旗。午後1時すぎから弱い西風(いつもの風向)が入り始め、日本チームが先陣をきって出艇。それから30分ほどで安定して西風が入ってきたAP旗降下。
最初のスタートは2時10分頃でしたが、それまでの間に一気に吹きあがり、最初の2レースは強風コンディションでのレースになりました。今日のコースはレース毎にかわり、「W」、「D」、「Z」とフルコースでした。
今回のレース全般にいえることですが、スタートで第1線で生き残り、強いガストをロスなく乗り切り、上りの終盤でリフトをつかむことがまず先行する条件のようです。艇がすいている上位グループであっても油断はできません。ランニング中心のコース設定のため、風上からブローが入り、後続艇のプレッシャーを常に受けます。一旦艇団に飲み込まれると、修羅場のマーク廻航となります。風が強いところに3〜5列のオーバーラップ。すぐ後ろや前にも船というしびれる状況でハンドリングしなければならず、船をぶつけないようにするのが精いっぱい。艇団のなかでのポジション取り、ランニングのコース選択で、簡単に10〜20の順位が変わります。(自分的には)サバイバルの一歩手前という風域で、レース展開が非常に早いなかでもコース選択やマークに対する位置取りをする頭の余裕とハンドリングが必要と痛感しました。
一方で佐藤チームなどを除き、日本チームはフリートの後半に甘んじていますが、前との時間差・距離差は順位ほどに離れておらず、しっかり走っています。
今回レガッタの経験を、これからの強風練習の糧にできればと思います。今日の3レース、自艇はいずれもスタートで脱落し、本当に不甲斐ない結果に終わりました。きっと忘れないと思います。
2765 田中